会員の皆さまに半年に1回発行しているニュースレターのNo.49『続・こどもの権利』を会員限定ライブラリーにアップしました。
今回の発行に伴い会員専用ライブラリのパスワードも変更しております。協会からのメールをご参照ください。
【ニュースレターNo.49『こどもの権利・続』】
前号では「こどもの権利」をテーマに、理念や背景、そしてその重要性について、多様な視点からお届けしました。子どもが一人の人として尊重されること、意見をもつ主体として扱われること、そして、子どもたち自身がそういった人権感覚をもった大人となり得るような教育をおこなっていくこと――。執筆者の皆さまの言葉は、多くの学びと気づきを与えてくれました。
そして今回、同じテーマを扱いながらも、焦点を「現場でどのように『こどもの権利』を実現していくのか」へと移しました。学校や園、家庭、そして海外の教育現場・・・それぞれの場で、子どもの声を受け止め、自分らしく過ごせる環境をつくろうと試みる実践が集まっています。
学校現場では「人権教育」というと、これまで取り組まれてきた差別や偏見の問題に焦点が当たりがちです。しかし近年、「こどもの権利」や「こどもの人権」を学ぶ場面も少しずつ広がってきました。ただ、集団活動を優先するあまり、一人ひとりの声を拾いきれなかったり、子どものペースで成長することを支え切れなかったり、遊ぶ・休むといった大切な時間を確保できなかったり ・・・そんな現実も、まだ教育現場のあちらこちらに残っています。
「こどもの権利」は、大人の協力なしには実現できません。まずは子どもたちのそばにいる大人が権利について理解し、日々のかかわりの一つ一つが「こどもの権利」につながるということを実感すること。そこから、子どもたちへのかかわり方や実践を少しずつ変えていくことが大切だと考えています。
今回のニュースレターでは、「こどもの権利」を大切にした実践例や、日々のかかわり方の工夫が紹介されています。これらの取り組みが、読者の皆さまの明日へのヒントとなり、目の前の子どもたちとのかかわりを見つめ直すきっかけになれば幸いです。
子どもたち一人ひとりが、自分らしく、幸せに生きていけることを願って。
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目次
『続・こどもの権利』
・自分と他者の権利を尊重することを学ぶ
―――シチズンシップ教育の意味と意義―― (リヒテルズ直子)
連続特集(part 2)
・子どもを「人間として」愛する
子どもの権利条約の父: ヤヌシュ・コルチャック (塚本智宏・濵大輔)
「子どもの権利」の観点から実践されている各地の取り組み事例
・子どもの権利を保障する (豊田哲雄)
コーナー「わたしの小さなイエナプラン」
・家庭で実践する我が家のイエナプラン (戸田耕一郎)
・声を聴き 信じて待つ
異年齢保育で育まれるつながりと主体性 (都築愛)
研修報告
・イエナプラン専門研修について (受講生の声) (赤川千穂・佐藤健太郎)
・第10回オランダ・イエナプラン・オリエンテーション研修 開催報告 (川﨑知子)
協会からのお知らせ
・新しい算数・数学の授業開発プロジェクト」がスタートしました! (濱大輔)
・シティズンを育てるイエナプラン教育を目指して (長沼豊)