半年に1回発行しているニュースレター No.47「100周年」〜国境を越えたイエナプラン〜 を会員限定ライブラリーにアップしました。
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前号では 100 周年記念号として、イエナプラン教育が始まった過去から現在までの 100 年の 教育についてスポットライトを当てて特集をしました。今号では、現在からこれからの 100 年を 未来の教育として『国境を越えるイエナプラン』をテーマに、お送りしたいと思います。
100 年前にペーターセンがドイツで始めたイエナプラン教育。ペーターセンの撒いた種はオラ ンダやベルギー、オーストリアなど近隣の国々だけでなく、私たちの住む日本や台湾など世界各 地に広まってきています。それは人々が、時代も国境も越えて学び、実践する価値があるものだ と考えてきたからではないでしょうか。そこで、イエナプラン教育の視点を基に、国内外での教 育の取り組みについて特集を組み、未来の教育へのヒントを得られるものにしたいと考えました。
今、日本の教育環境は大きな変化の時を迎えています。不登校の子どもの増加、教職員を取り 巻く労働環境の問題、教員志望者数の減少など。様々な困難が立ちはだかる中で、やがて社会に 出る子どもたちへ私たちは何が出来るのでしょうか。
ただ、そんな困難な中でも日本のイエナプラン教育は今、たくさんの人が様々な実践や取り組 みを行っています。先生や保護者だけでなく、多様な立場の方が自分に出来ることを考えて関わっ ているのです!こうした一つひとつの取り組みは小さいかもしれませんが、イエナプラン教育は 学校だけでなく、社会や子どもたちに影響を与える力を持っています。細く長く取り組み、みん なでこれをぜひ次の 100 年に繋げていきましょう。
今号もどうぞお楽しみください。