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ニュースレターNo.48「こどもの権利」 を発行しました

半年に1回発行しているニュースレター No.48「こどもの権利 を会員限定ライブラリーにアップしました。

今回の発行に伴い会員専用ライブラリのパスワードも変更しております。協会からのメールをご参照ください。


今回のテーマは、「こどもの権利」です。

イエナプラン20の原則の1
「どんな人も、世界にたった一人しかいない人です。つまり、どの子どももどの大人も一人一人がほかの人や物によっては取り換えることのできない、かけがえのない価値を持っています。」

昨年、日本では不登校状態にある小中学生が34万人余りにのぼり、11年連続で増加して過去最多となったことが文部科学省の調査で確認されたことが報道されました。
「不登校」という言葉に対する言及もありますが、今回は前提となるべき「子どもの権利」という視点から、昨今、日本各地の「学びの場」で実践されている活動に目を向けました。

1989 年に国連総会にて「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」が採択され、日本も1994 年にこの条約に批准しました。
更に 2023 年 4 月、こどもまんなか「こども家庭庁」が発足しました。

子どもの権利条約が掲げる「意見表明権」「発達の権利」「差別の禁止」といった理念は、イエナプラン 20 の原則の1〜5「人間について」と深く関わっています。本誌を知り、「こどもの人権」に対する考え方や、各地の様々な実践を通して改めてみなさんの目の前にいるこども達について考える時間となりますように。

そして、学校だけでなく、家庭や地域社会で私たち大人が当たり前にこどもたちの人権を守り、共に生きることを学ぶために何ができるのかを考えるきっかけになれば幸いです。

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目次

『こどもの権利

・子どもの権利を考える
ーーーオランダの学校制度とイエナプランのコンセプトに照らしてーーー(リヒテルズ 直子)

連続特集(part1)
・「子どもに」ではなく「子どもと」
子どもの権利条約の父:ヤヌシュ・コルチャック(塚本 智宏・濵 大輔)

「子どもの人権」の観点から実践されている各地の取り組み事例
・「みんなが主役の学校」へ
~学びの多様化学校 くす若草小中学校の歩み~(上田 椋也)

・「子どもの権利」の授業から見えたもの(稲森 理恵)

会員さん訪ねてみました
・ろりぽっぷ小学校
~明日また行きたくなる学校を目指して~(髙橋 元気)

協会からのお知らせ
・新監事・理事・事務局紹介
・政策提言チームよりお知らせ(上野 新太郎)
・「イエナプラン NAVI ~はじめの一歩~」 実施報告(茶谷 美保)
・今年度総会終了後、交流会を開催(戸田 耕一郎)
・全国大会のお知らせ

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