イエナプラン教育とは

イエナプラン教育の起こり

イエナプラン教育の発祥

イエナプラン教育のコンセプトは、もともとドイツのペーター・ペーターセン(ドイツ語ではペーターゼン)(1884-1952)が、イエナ大学の実験校で取り組んでいた教育実践を元に発表したのが起こり。
「イエナプラン教育」という名称は、1926年に、スイスのロカルノで開催された新教育フェローシップ(NEF)の第4回国際会議で、イエナ大学での教育実践についてペーターセンが発表した折に、NEFの秘書をしていたクレア・ソパードとドロシー・マシューズとが名づけたことに由来する。ここでの報告を元に同年刊行されたペーターセンの本が「小さなイエナプラン(Der Kleine Jena-Plan)」という書名で発行され、イエナプラン教育関係者のバイブルのようになっている。

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オランダ・イエナプラン教育の起こりと発達

1950年代に、新教育フェローシップのオランダ支部に当たる養育・教育刷新研究会(WVO)という会の書記をしていたスース・フロイデンタール(数学者ハンス・フロイデンタールの夫人)が、52年ごろに「小さなイエナプラン」に出会い、以後、献身的にオランダでのイエナプラン教育の普及に尽くした。1960年にオランダで初めてのイエナプラン校が設立される。以後、民主化や子どもの個性の尊重に力点を置いたオランダの教育改革の潮流に乗り、また、これを牽引・推進する力となって、急速に学校数が増加していった。現在、オランダ全国に、公立校・私立校をあわせ、220校以上のイエナプラン小学校があり、発祥地ドイツでの発展をはるかに凌ぐ発展を遂げている。
オランダのイエナプラン教育は、初期には財団を、また、後には参加校の会費で賄われる協会組織を作り、教材開発や研究を重ね、現在では、国内の10数校の教員養成大学で新規教員養成のイエナプランコースを設けて認定修了書を出しているほか、現職教員のための研修事業・コーチング事業などにも取り組んでいる。
オランダ・イエナプラン教育には、その教材開発の過程で、アメリカ合衆国の無学年制学校や、フレネ教育、英米で発達したプライマリー・サイエンスの考え方なども積極的に取り入れている。

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